○○島旅行 ~1~ | ROAD TO THE COMPLETE MESSIAH OF THE WORLD・・・

○○島旅行 ~1~

旅行続きで更新がままならない状態が続いちょるが、

今日更新します。



3月5~7日まで、

モギコクの卒業旅行に行っていた。



実に珍事だらけの旅行であった。

予定通りに事が運んだのは、

なんと行き帰りのヒコーキだけだったのだ。

帰りの空港行きバスですら予定外のところから乗り込んでいたのだ。



『天気晴朗なれども波高し』


日本海海戦の際には、

尽く日本側に有利に動いた。



しかし、

俺らには、

有利に運ぶことはほとんどなかった。



『○○島旅行』。


俺たち14人は、
端から『○○=屋久』、
と信じきっていた。








しかし、
その前提すら崩れてしまったのである。














『全便欠航』。









『○○=屋久』→『○○=鹿児島』に、
まず変わった瞬間であった。




それでも、
初日は希望を捨てずに保留な状態でもあった。




初日は、
その容赦無き宣告を突きつけられた後に、
代わりの宿となるホテルを兵站とし、
鹿児島中央駅でレンタカーを借りて、
指宿の砂風呂へと向かった。




俺が運転したのは、
全くの新車だった。

車内では、
錦江湾を望むオーシャンビューの中、
喜入の石油備蓄基地を望みながら、
山手線ゲームで盛り上がっていた。

中には、
俺が全く知らないようなアニメまで次々と出てきて、
ひよけんのマニアっぷりが如何なく発揮された。



そうこうしているうちに、
指宿の砂風呂に到着し、

かのK-フリのハワイ旅行での、
全身砂まみれな状態の再現となった。


しかし、
その砂はめっちゃ気持ちいいくらいに温かくて、
ハワイとは違って、
鼻や口まで埋まっていたというわけでもなかったんで、
筆舌に尽くしがたいほどに癒されますた。



もちろん、
起き上がるときには、
『キリスト復活の瞬間』、
のような感じで起き上がり、
しょっぱい温泉で砂を落としていった。





砂風呂の後は、
鹿児島市内へと戻り、
黒白波といった地場な焼酎や、
きびなご・豚骨・さつま揚げ・黒豚などといった郷土料理を、
しっかりと味わってホテルに戻り、
ばたんきゅーで終了した。



→大久保利通。






翌日、
今度こそ屋久島に行くべく、
早めに準備して天気予報等々で高速船の運行情報を確かめた。


しかし、
海上警報発令・波高5mという散々たる状況のために、
またもや、



『欠航。』



後にわかったけど、
そのとき、
飛行機ですら欠航だったらしい。



高速船『トッピー』というフレーズへの、
好感度がさらに急降下する中で、
ホテルのロビーで、
今後の予定を決めるために、
モギコクらしくミーティングが長々と行われていた。


目の前を市電が何本も通過する中、
ミーティングはさながら、
『執行部会』のような熱い議論になった。


その結果、
2日目は、

×『○○島=屋久島』
◎『○○島=霧島』

との結論に達し、
コンセンサスで可決された。



市電に乗って、
鹿児島中央駅に移動し、
特急きりしまで霧島神宮駅へと向かった。


それにしても、
この日の霧島は、
鹿児島県とはとても思えないくらいに寒かった。


そんな寒空の中を、
標高を重ねて、
霧島温泉街の一角へとタクシーを走らす。


例の如く荷物をおいた後は、
霧島山連峰を散策することとなった。



出発は宮崎県側のえびの高原。

最高峰の韓国岳(からくにだけ)は、
真っ白な樹氷の衣をまとい、
めっちゃキレイであった。







たきたてのおにぎりを食した後、
いざ出発。









と、
ここでTIME UP!!



ハイキングは、
想像以上にエグいことになるのであった。

この模様は次回の日記で!