自主トレと六者会合
いやぁ、カラダじゅうが筋肉痛である。
いかに俺が運動不足かということをカラダが満天下に示してくれた。
ここ数日は運動しまくりな感じであった。
まず、
チャリ東京めぐりが皮切りだったが、
昨日はウチの近くにあるバッティングセンターで振り込んだ。
とにかくスウィングがまずかったので、
空振りばかりであった。
ただ、ホームラン性の当たりも少々あったのでちとホットした。
どうやらスイッチヒッターできそうな俺であった。
そして、
今日は友達と会ったついでにバスケに飛び入り参加をした。
6ゲームもやったので、
さすがにへとへとになり、
最後はあおむけにねって大の字をつくっていた。
ど素人なので、
なかなかポジション取りもドリブルもうまくいかなかったりしたが、
シュート2本決め、スティールも1つ奪ったので、
ぼちぼちというところであった。
まだまだ自主トレは続く・・・。
★話題。
核施設60日以内に停止・6カ国協議、合意文書採択
(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070214AT1C1300913022007.html )
とうとう六者会合に結論が出た。
結論は上の記事どおりであるので、
ここでは割愛する。
今回の六者会合で最も成果を挙げたのは、
言うまでもまく北朝鮮であろう。
核兵器放棄という表現がぼけたままとりあえず核無力化に向けた行動を取れば、
国内需要の相当部分を占める重油を獲得できるのだから。
しかし、
それにしてもこの六者会合を通じて改めて再認識させられたことが2点あった。
① 外交は国内事情が最大の行動要因となる。
『坂の上の雲』にも記されていたこのフレーズ。
この六者会合では各国の行動パターンがまさしく国内事情そのものによって動かされていた。
米国は、
野党民主党が議会の多数決を占めるようになり、
ブッシュ政権の求心力も低下する中で、
どうしても外交成果を出したい、
そして中東問題に専念していきたいという狙いから、
今までの強硬路線から『テロ国家指定解除』といったことまで明記されることに象徴されたような対話路線に軸足が移っていった。
北朝鮮も要求を吊り上げたりしたものの、
やはり重油が圧倒的に不足しているという国内事情には背に腹を変えることは出来ずに、
結局文章合意の方向へ行動した。
日本は拉致があるので支援に関しては留保をつけたことが国内事情を反映しているし、
韓国・ロシア・中国も支援の各論などで発言していることが国内事情をそのまま反映したものになっている。
今後とも外交をする際、外交を見ていく際には、
各国の国内事情を丹念に分析をしなければ的外れになるということを認識すべきであろうと俺は思った。
②独裁国家は外交上手?
この六者会合を通じて実によく思ったのが、
独裁国家は外交を巧みにしているという点である。
北朝鮮は米国・中国・日本といった、
自国よりも圧倒的に国の規模が大きい相手に対して、
正面から外交交渉をし、
その結果、多くの成果を得ることができた。
中国もアフリカに精力的に外交を展開している。
独裁国家が外交をやれる訳は俺が思うに2つあると思う。
一つ目は、
独裁国家は否が応でも国際社会から注目される。
このことで多くの国がその独裁国家に人目をおくようになり、
警戒心から対等な交渉をせざるを得なくなることがあるのではないかと思った。
二つ目が、
独裁国家は世論の意見はあまり考慮せずやりたいように外交が出来るということだと思った。
民主国家の場合、特に今回のアメリカの行動が示すように、
議会・世論の動きがまるで経済学で言うところの『予算制約』のような感じになって、
外交に対する行動の幅が縮まってしまうところがあるのは否めない。
一方で独裁国家はこの『予算制約』はあまり存在しないものであるから、
民主国家よりかは外交の幅は広がることは間違いない。
そこに独裁国家の外交戦略が注目されゆえんがあるのではないかと感じた。
以上の視点から、
外交というものを見ていけばより多面的な方向から考えられるのではないのかなぁと思ったりもする俺なのであった・・・。